今デパートやスイーツショップではホワイトデーのお返し用の商品で溢れています。
義理チョコは減り、友チョコや自分へのご褒美に購入する人が増えたようですが、お返しに何をしようかと悩む人も少なくないことでしょう。
郡山市の、うすい百貨店ではうすいのホワイトデーマルシェが開催され、有名ブランドのチョコレートやスイーツの他ポーチ、ハンカチなどと共に30種もの保湿クリームが並んでいるとのこと。
初日からたくさんの人で賑わい、¥500から¥2000の商品が良く売れているようです。
ピークは10日〜11日になるようですが、やはり土日にゆっくりと選びたいですね。
贈り物にはお返しを
何か物を頂いたらお返しをするというのは、日本人独自の文化であり習慣のようで、ホワイトデーにも関係がありそうです。
以前フランスに長く住んでいた日本人のエッセイの中で、お寿司を作って差し上げたところ後日ニッコリとありがとうと言って空の入れ物を返しに来たとあったのを思い出しました。
贈る方は元々見返りなど考えていないのだから、お返しをしない方がお互い気持ちが楽かもしれないと思ったものでした。
ホワイトデーっていつ頃出来たのでしょうか?
始まりはメルシーヴァレンタイン?
1973年に不二家とマシュマロメーカーのエイワがヴァレンタインのお返しとしてキャンディやマシュマロを贈る「メルシーヴァレンタイン」を始めた事が新聞記事に載っているそうです。
また1977年にマシュマロ生地を使った博多のお菓子「鶴乃子」の石村満盛堂の社長が「ヴァレンタインのお返しがない…」と少女雑誌 に書かれているのを読み、チョコマシュマロをお返しにと考え、3月14日をマシュマロデーとしたのでした。
その後、全国飴菓子工業協同組合が1980年からホワイトデーとしてスタートし、広まって行ったようです。
今アジアではホワイトデーにはお返しをするようですが、欧米では特にしていないとのこと。
もらってうれしいお返しは
意外にもうれしいお返しで1番多いのが、要らないという意見でした。
次いでアクセサリー、食事、クッキーと続き、お一人さま時間というのもあるそうです。
イベントだから楽しむ、あるいはコミュニケーションのために軽い気持ちでヴァレンタインデーに参加しているという方も多いのかもしれません。
そしてうれしくないお返しで1番多いのは、お返しが無いで、続いて安物のアクセサリー、贈った物より価格の低い物ということでした。
お返しをするなら、したい相手なら少し高価でも良い物を、したくないなら思い切ってしない方が良いということでしょうか。
あるいは必需品といえる物、うすい百貨店では30種も並んでいる保湿クリームなどは、香りがお好みに合わない場合を除き、ありがたいお返しではないでしょうか。
個人的には¥500くらいのお花1輪というのもステキだと思います。
お花をもらってうれしくない女性はいないですよね。
お返し 送るなら心を込めて
ホワイトデーのお返し
チョコやスイーツ、ポーチ、保湿クリームなどが並んでいる。
¥500〜¥2000の商品が良く売れているようだ。
ホワイトデーの始まり
1973年に不二家とエイワにより「メルシーヴァレンタイン」が始まる。
1980年から全国飴菓子工業協同組合により「ホワイトデー」としてスタート。
うれしいお返し
要らないという意見が1番多い。
うれしく無いお返し
1番はお返しが無いという意見。
贈り物はなかなか難しいもの。
ホワイトデーに限らず日頃から喜ばれそうなギフトをチェックしておきたいですね。