手作りでハンドクリームを作るのは、普通ミツロウやホホバオイルを使っての事が多いですが、湯煎が少し面倒な時もありますね。
そんな時市販されているワセリンを使うと、簡単にハンドクリームが出来るんです。
ワセリンは無味無臭でそのまま塗ることが可能な保湿剤ですが、植物から採取した精油をプラスすると香りが楽しめて、精油それぞれの効能も利用出来ますよ。
作り方は材料があればすぐに完成、塗ることが可能です。
材料が揃ったら作ってみませんか？
この記事で分かること
ワセリンのハンドクリームの材料&作り方
材料
ワセリン、お好きな精油(ラベンダーやローズなど)、蓋付きの容器、爪楊枝などの混ぜる物。
作り方
ワセリン 15mlを容器に入れ、お好きな精油を3滴入れてよく混ぜ合わせたら完成。
使い心地がお好みに合うかわかりませんので、最初は少量で作られるのがお勧めです。
ここではワセリン15mlのレシピをご紹介させて頂きました。
お好みに合えばワセリンと精油の量を増やして作って下さいね。
手に取り付けると精油がふんわり香り、毎回癒されますよ。
気分転換にもなりますし、お勉強中の方には記憶力UPと言われているローズマリー精油を使って作ってあげるのも良いかもしれません。
ワセリンの効果は保湿だけではなかった！
手や足、かかとなどはもちろん唇にも使用出来るワセリンは、ほかにもうれしい使い道が。
ワセリンは保湿材ですが使い方により花粉症を少しでも軽くするという事も、出来る可能性があるんです。
どう使うかというと、鼻の周りや目の周り、鼻腔にも塗ると良いようです。
花粉をそこから入らないように止めてくれるのですね。
ただし鼻腔に塗ったワセリンは溶けて行くため、拭いて塗り直す事が必要ですが。
筆者も経験があるのでわかりますが、花粉症は本当に辛いものです。
何が症状を軽くしてくれるかは、試してみないとわかりません。
ワセリンは薬局で購入出来ますので、試してみるのも良いのではと思います。
このような時は純度が高めの白色ワセリンを使用されるのがお勧めです。
使用時の注意はこちら
お手軽に使用出来るワセリンですが、炎症を抑える効果などはありませんのでご注意くださいね。
日光に当たると日焼けすることもありますので、塗った後に上から日焼け止めを塗ると良いようです。
ワセリンの種類について
ワセリンの材料は原油だそうです。
そして原油とは、動植物が何億年もかけて地球の内部に累積したものとか。
ワセリンはそれを高純度に生成して作られている保湿剤で、毒性は低いとのことです。
純度が高い物そうでない物があるのでご紹介いたします。
ご使用の参考になさって下さいね。
黄色ワセリン
精製度は低めで、黄色っぽい色をしています。
安価ですが、アトピーや敏感肌の方、赤ちゃんは刺激を受け易いので、お勧め出来ません。
白色ワセリン
黄色ワセリンの純度を高めた物で、普通ワセリンと言えばこれで、医療機関でも使用されています。
プロペト
白色ワセリンの純度を高めた物。
目の周りなどデリケートなところにお勧めで、医療機関でも使用されています。
サンホワイト
プロペトの純度を高めた物で高価ですが、お肌の弱い方にお勧めです。
ワセリンをより上手に使うには？
ワセリンは保湿剤として使用出来るのですが、角質層には浸透しません。
つまりお肌の表面は保護してくれるのですが、そこにとどまるのですね。
お肌に膜を貼ったような状態になります。
ですのでまずローションで水分を与えてあげて、その後ワセリンを使うとより効果が上がるようです。
ひと手間ですが、そう時間もかかることはありません。
それで効果がUPするならば、ぜひ取り入れてみられてはいかがでしょう。
特徴を利用して楽しんで使用を
ワセリンと精油ですぐにハンドクリームが完成
付ける度に香りで癒される
花粉症も軽くしてくれるかも？
お肌にローションを塗り、その後ワセリンを塗ってしっかり保湿！
お好きな精油で簡単に出来るワセリンのハンドクリーム。
炎症を抑えてくれる効果はありませんが、お手軽に保湿や精油と合わせて香りを楽しんでみられてはいかがでしょうか。