普段は神社に行かれる機会が少ない方も、初詣は参拝される事が多いのではないでしょうか?
大阪府内で1位全国でも2位から3位と人気の、住吉大社の初詣をご紹介致します。
この記事で分かること
住吉大社の初詣2020の参拝時間や神事の日程は?
天候により変更があります。
場所 | 住吉大社 |
住所 | 大阪市住吉区住吉2-9-89 |
2019年12月31日(月)-2020年1月1日(火) | 参拝時間31日22:00-1日22:00 |
2020年1月1日(火) | 若水の儀 5:00 元旦祭6:00 |
2020年1月2日(水)-3日(木) | 参拝時間 6:00-21:00 |
2020年1月4日(金)-5日(土) | 参拝時間 6:00-18:00 |
2020年1月4日(金) | 踏歌神事 13:00 |
2020年1月6日(日) | 参拝時間 6:00-17:00 |
2020年1月7日(月) | 参拝時間 6:30-17:00 |
2020年1月7日(月) | 白馬神事 11:00 |
電話番号 | 06-6672-0753 |
web | http://www.sumiyoshitaisha.net/ |
地図
アクセスはこちら
電車
南海鉄道南海本線 住吉大社駅から東へ徒歩約3分
南海鉄道南海高野線 住吉東駅から西へ徒歩約5分
車
阪神高速15号堺線玉出出口から府道5号を経由、一般道(阪堺線)を住吉大社方面へ2km
駐車場について
住吉大社の駐車場は、三ヶ日は交通規制の為閉鎖されています。
周辺の有料駐車場も交通規制で利用不可ですので、車で来られる方は、4日以降が良いのではないでしょうか?
地図
住吉大社について
住吉大社は全国で約2300社ある、住吉神社の総本山として信仰を集め211年に神宮皇后によって建立されています。
ご利益は、開運招福、商売繁盛、心願成就、交通安全、厄除け、縁結び、安産です。
元日 若水の儀
1月1日の午前5時から行われる「若水の儀」は命の源、神聖なものとされている水を1年の初めに汲み上げ神様にお供えする儀式です。
若水は邪気を祓い若返りの信仰があると言われています。
神様が飲まれると言われている井戸「神井」から宮司が汲み上げた若水(御神水)を、本殿、境内の全てのお社にお供えされるのです。
この水は「若水の儀」と「御田植え祭り」にだけ使用されるのだとか。
そして午前6時には元旦祭が行われます。
元旦祭
元旦の午前6時に五穀豊穣、国の隆昌、国民の安泰、無病息災を祈る神事で、本殿、境内の全てのお社で行われます。
踏歌神事
1月4日の13時から始まるのが、踏歌神事(とうかしんじ)で、五穀豊穣を祈る儀式です。
昔はアラレバシリと呼ばれており、朝廷で新年に行われていた行事でした。
梅の若枝を持った神職(蛭子さん)が「ふくろもち」と呼び掛け、別の神職(大黒さん)が小餅を袋に入れ「おおともよ」と応えてお互いに歩み寄ります。
そして大黒さんが神前で「ひ、ふ、み、よごと」と小餅を献じて「万歳楽」を三声、そのあと神楽女が白拍子、熊野舞を舞い餅まき行事が行われます。
この餅は朱色で「福」と刻印されている紅白の餅で、授かると幸運が得られるとのことで手に入れようとする参拝客で大にぎわいになります。
もし行かれる場合は、どうぞ気を付けて入手して下さいね。
白馬神事
1月7日の11時から行われるのが、白馬神事です。
「あおうましんじ」と呼ぶこの儀式は、神馬が各本宮を巡回してその後境内を駆け巡る神事です。
2名の神職と各本宮をまわり、第1本宮の周りを早駆けして、参拝客の前を往来するというものなのです。
起源は平安時代の「白馬節会」とのことでした。
かなり古くからある神事ですね。
ここで活躍してくれる馬は代々白馬で、白河天皇、源頼朝が住吉大社に馬を奉納しているのだそうです。
年初めに白馬を見ると邪気が祓われ、無病息災ということですから、都合がつけば参加して見るのも良いですね。
住吉大社は「すみよっさん」とも呼ばれ、三ヶ日で約250万人以上の参拝客が訪れる人気のある神社です。
出来れば少しでも混雑が少ない時間帯に参拝したいですね。
参拝しやすい時間を調べてみました。
混雑する時間帯、空いている時間帯は?
12月31日 21:00-3:00は混雑、早朝4:00-6:00位はカウントダウンも終わるので、元日に参拝したい方にはおすすめです。
ただ6:00以降はまた混雑するのですが。
1月1日 日中は、ほぼ混雑しており参拝迄1〜2時間は掛かります。
1日は 22:00 まで参拝可能なので、遅めに行かれるのも良いのではないでしょうか?
1月2日、3日 開門の6:00-8:00は比較的空いていますが、その後15:00位までは混雑が続きます。
2日、3日は21:00まで参拝可能ですので、夕方も良いかもしれませんね。
その年の気候や参拝客の人数にもよりますが、三ヶ日は各本殿に参拝するために30分は掛かり、お守りや屋台を見たりで、3時間ほどは掛かると考えておいた方が良いでしょう。
境内は歩行者の一方通行が敷かれるようです。
トイレについて
境内にもトイレはありますが、出来れば駅などで済ませるのが良いでしょう。
住吉大社の地図も載せておきますので、ご参考にしてください。
地図
太鼓橋の正式名称は?
住吉大社に行かれた方に、とてもインパクトを与えてくれるのが太鼓橋です。
象徴と言えるかもしれません。
筆者は成人式に行ったのですが、かなりの時間が経った今も、他の風景は覚えていなくても太鼓橋はしっかりと記憶に残っています。
遠くから見ると歩けるのかな?という程の曲線なのです。
高さは約4m、最急勾配48度ですが、階段が付いているので滑る事はありません。
正式名称は「反橋」(そりはし)と言い、淀君が奉納したと言われています。
反っているのは地上と天上の神の国を、繋ぐ架け橋で虹に例えられているのだとか。
この橋を渡ると穢れや罪が清められるとのこと。
この太鼓橋を渡る際に注意したいのが、「真ん中ではなく端っこを歩く」事です。
真ん中は神様の通られる所なので、気を付けたいですね。
夜間は21:00までライトアップされますので、寒くないよう準備して夜の初詣に出掛けられるのも昼間とは違った雰囲気で新鮮かもしれません。
関西夜景100選にも選ばれています。
屋台も楽しみ!
約350店もの屋台が、境内、参道、脇道に出店します。
出店の時間は、住吉大社の開門時間とほぼ同じで、12月31日は22:00からだそうです。
ベビーカステラ、ラーメンなどお馴染みのものから、七味唐辛子というのも販売されています。
七味唐辛子は、お好みの辛さや香りにブレンドしてくれるとのこと。
しばらく続く寒い季節に、お好きなのを注文してみるのも、冬のお楽しみではないでしょうか?
まとめ
大阪でも全国でも人気の住吉大社の初詣について調べてみました。
三ヶ日で約250万人もの参拝客が訪れるため、かなり混雑し交通規制もあるため、ゆったりと参拝したい方は早朝や夕方に行かれる方が良いかもかもしれません。
三ヶ日は駐車場も使用出来ないので、車での方は4日以降が良いですね。
元日の「若水の儀」は早朝5時からとまだ暗い時間に行われますが、清々しい神聖な気持ちになるのではないでしょうか?
賑わいや屋台を楽しみたい方、静かに参拝したい方、それぞれに合わせて初詣にお出掛けくださいね。