2022年の
ドイツクリスマスマーケットは中止になり、本年度以降も開催中止が決まったようです。
下記は2019年の内容です。
元々はドイツやオーストリア付近で行なわれ、食べ物、飲物、雑貨などが屋台に並び、それらを購入したり、食べたりしてクリスマスの雰囲気を楽しむものなのです。
梅田スカイビルのワンダースクエアにて
11月15日からです。
12月25日までですので、1ヶ月以上クリスマス気分を味わい、楽しむことができますね。
巨大なクリスマスツリーや、メリーゴーランドもあり日本に居ながら、本場の雰囲気が感じられますよ。
日程やぜひ味わいたい食べ物などをご紹介いたします。
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ドイツのクリスマスの雰囲気を味わいたい
会場では真ん中に
巨大なクリスマスツリーが設置されます。
高さは約27mあり、
毎日17:00に点灯すると、10万個以上のイルミネーションが輝きます。
時間が許せばぜひ点灯するところを見たいものですね。
会場全体ではなんと、
35万個のイルミネーションとのことです!
17:00の点灯時は混雑しますので、少し早めに行く方がゆったり過ごせますよ。
イルミネーションは
17:00-22:30までです。
ディスプレイや器具もドイツから
ヒュッテと呼ばれる木製の小屋(屋台)では、ドイツ人も接客していますが、そこで使用されている機材やディスプレイ用品などもドイツ人ディレクターが監修しているそうです。
現地から輸送しているとのことですから、ディスプレイを注意して見るのも面白いかもしれません。
そして雰囲気を盛り上げてくれるのが、
アンティークの木製メリーゴーランドです。
ドイツから輸送されるメリーゴーランド
今、木製アンティークのメリーゴーランドは、
ヨーロッパに4台しか無く、こちらは毎年船で輸送して組立てているのだそうです。
手作りで100年を超える大変貴重な物とのこと。
100年以上前の手作りの物は、たいていは博物館に置かれているようです。
2002年の第1回ドイツクリスマスマーケットから使用されているなんて、嬉しいですね。
ドイツでは大人や家族が揃って乗ったりするようですし、古い映画で大人がゆったり楽しんで乗っているのを見て、大人の乗り物かもしれないと感じたことがありました。
以前イタリアのフィレンツェで陽が暮れる頃、いつもは無い場所にメリーゴーランドが突然出現し、夢かと思ったこともあります。
乗るのも可能ですから、夕暮れや夜に楽しんで乗ってみるのはいかがでしょうか?
ドイツクリスマスマーケットでは、寒い季節に嬉しい美味しい飲物や、食べ物が販売されています。
ホットワインはマグカップ付き
この季節に飲みたいのが
グリューワインと呼ばれるホットワイン。
スパイスが効いた身体を温めてくれる嬉しい飲物です。
シナモンやジンジャーが入っているので、身体にも良さそうですね。
このグリューワインは
マグカップ付きで販売されていて、
デザインは毎年変わるのだそうです。
2杯飲みたい方はマグカップを持って行き、お代わりすると少し安くなります。
ノンアルコールのキンダーワインやココアもありますよ。
もちろんビールもあり、ビールのカクテルというのもあります。
グリューワインの他にも、ジャーマンポテトやピザ、スープなど温かい物が色々あり選ぶのに迷ってしまいそうです……。
そして焼きソーセージや焼きたてのワッフル、焼きアーモンド、シュトーレンも。
ワッフルはツリー型をしていて、チョコレートか粉砂糖をかけてくれるのです。
シュトーレンを楽しむ……
ドイツのクリスマスケーキといえばシュトーレンですが、これはクリスマスまでキープすることは無く、少しずつ頂く物なんです。
14世紀頃からドイツで作られているとのことですから、長く愛されているのですね。
ラム酒漬けのドライフルーツや、ナッツがタップリ入ったずっしりしたお菓子ですが、食べて行くうちに
熟成してより美味しくなって行きます。
2ヶ月保管が可能なので早めに購入しておいて、毎日のお楽しみというのも良いですね。
タップリのバターや粉砂糖が使用されているので、少しずつどうぞ。
他にもクリスマスならではのお菓子に、レープクーヘン(ジンジャークッキー)と呼ばれるクッキーがあります。
これはクッキーにアイシングをしてあり、オーナメントとしても使用出来るのです。
クリスマスツリーに飾っておいて、プレゼントするのも良いかもしれませんね。
食べ物の他には雑貨も販売されていますが、どんな物があるのでしょうか?
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伝統工芸品はいかが
1つずつ職人さんが手作りした、
伝統の木工芸品、陶器などが並びます。
くるみ割人形や煙出し人形など普段はお目にかからない物を、じっくり選ぶのも面白いのではないでしょうか。
オーナメント、キャンドルなども並ぶので、早めに飾って毎日クリスマス気分を味わうのも楽しいですよ。
1月まで飾るのも、もちろんあなたのお好きに……。
開催日程はこちら
ドイツクリスマスマーケット大阪2019の日程はこちらです。
入場は無料です。
日程 |
2019年11月15日(金)-12月25日(水) |
時間 |
12:00-21:00 (月―木) |
|
12:00-22:00 (金) |
|
11:00-22:00 (土日祝) |
場所 |
梅田スカイビル 新梅田シティ・ワンダースクエア |
住所 |
大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビル |
電話番号 |
ドイツ クリスマスマーケット大阪実行委員会事務局 06-6440-3872 |
特設ステージでは、ライブやクリスマスソングの合唱などもありますよ。
スケジュールは下記をご覧ください。
引用:https://www.skybldg.co.jp/event/xmas/pdf/att_sck.pdf
アクセス
アクセスはこちらをご覧ください。
JR |
大阪駅から徒歩約7分から10分 |
大阪メトロ |
梅田駅から徒歩約9分から12分 |
阪神電鉄 |
梅田駅から徒歩約13分 |
阪急電鉄 |
梅田駅から徒歩約9分から12分 |
梅田からの地図はこちら
駐車場
住所 大阪市北区大淀中1-1-88
場所 梅田スカイビル 地下2階
営業時間 5:00-24:00
台数 460台
料金 1Hまで¥400 以降15分ごと¥100
電話番号 06-6440-3909
地図
アメリカをはじめとしてヨーロッパの他の国でも、クリスマスは盛大に祝います。
なぜドイツクリスマスマーケットなのでしょうか?
以前から気になっており調べてみました。
青空が少ないドイツの冬
ドイツの冬は
暗く冷たい日々が続きます。
青空はほとんど見ることが無く、曇に覆われる事が多いとなれば、気持ちが滅入りますね。
冬は
3:30位になると、
もう暗くなるのだそうです。
クリスマスマーケットは、ドレスデンが発祥と言われていますが、この辺りが最も寒いようです。
その様なことから
クリスマスまでの日々をカウントダウンして、楽しむようになったということが考えられます。
12月の1日から毎日窓を開けてお菓子が出るアドベントカレンダーや、各地で開催されるクリスマスマーケット、少しずつ食べるシュトーレン、クリスマスツリー……。
広場にはメリーゴーランドや観覧車が設置されたり、キラキラとしたイルミネーション。
人々はそこに出掛け、食べたりプレゼントを買ったりして、気分を盛り上げるようにしているのかもしれません。
英国のクリスマスツリーはアルバート公から
ヴィクトリア女王の夫アルバート公(ドイツ出身)が、クリスマスツリーを飾る習慣を1841年に持ち込み、1848年に新聞にそれが掲載されて、英国に定着して行ったようです。
ツリーを飾る習慣は、ドイツが起源と言われており、17世紀中頃にはドイツ宮廷で飾られていました。
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まとめ
11月15日から梅田スカイビルで、ドイツクリスマスマーケットが開催されます。
アンティークのメリーゴーランドがドイツから輸送され、ドイツならではの食べ物や飲み物、雑貨も並び、日本に居ながら現地の雰囲気を味わう事が出来るのです。
クリスマスのときめくようなディスプレイや、輝くイルミネーション、雰囲気を楽しめるドイツクリスマスマーケットに出掛けてみてはいかがでしょうか?
きっとすてきな冬の夜、思い出になりますよ。