山形県の鶴岡市立加茂水族館に、3歳位のメスのキタゾウアザラシが飼育されています。
昨年の10月に三瀬の砂浜で頭をケガし、衰弱していたのを保護されこの水族館で世話してもらっているのです。
そして2018年3月17日水族館で公開することが決まりました。
雄は体長6mになることも!
保護されているメスのキタゾウアザラシは、昨年10月で体長2,1mで273kgだったのが、今2,5mを超え体重も400kgを超えたそうです。
順調に回復しているようで良かったです。
メスの平均は体長2,5mで650kg位、雄は体長3,8mで1800kg位ということですから、近くで見るとかなりの迫力がありそうですね。
雄は最大で6mほどに成長することもあるとか!
エサはアジ、サバ、ホッケなどを1日に14kg食べるとのことです。
生息地は遠く飼育されることに
キタゾウアザラシは北太平洋に棲息しており、アメリカのアラスカ州からカリフォルニア州、 メキシコのバハ・カリフォルニア州の海流にかけての海域を回遊しています。
保護された所までは約1万キロあり日本へ泳いで来たのは確かですが、ルートは不明なのだそうです。
国内ではこの1頭のみとのこと。
故郷までは遠く危険でもあるので、海に戻すことはせず飼育されることに決まったようです。
名前は夏休みに決定
飼育されることになったキタゾウアザラシですが、名前はまだありません。
加茂水族館では夏休みに名前を募集するようです。
そして保護から1年後の10月16日に名前を決めて、あげたいと館長の奥泉さんは言っておられます。
種類は違いますが 、アザラシと言えばゴマちゃんを思い出す方もいらっしゃるのではと思いますが、水族館のアザラシはどんな名前を付けられているのでしょうね。
少し調べてみますと、チロル、ホクト、コロン、こはる、さくら、中にはエリザベスというのもありました。
飼育する方もアザラシも短い方が、呼びやすい覚えやすいと思いますが如何でしょうか?
衰弱していたのを運良く保護され元気になったので、ラッキーなんてどうかなと思いつきましたが……。
キタゾウアザラシの寿命は約20年から50年位で、30年ほどが多いようです。
日本の水族館でしあわせに
昨年山形県で保護されたキタゾウアザラシが2018年3月17日水族館で公開
メスの平均体長は2,5mで650kg
オスは3,8mで1800kg、最大で6mにも
生息地の北太平洋までは遠く危険なため海に戻さず水族館に
名前は夏休みに募集
寿命は約30年くらい
これからこのアザラシが何年生きるのかはわかりませんが、飼育員さんや来園する子供達に愛され、ここに来て良かった、しあわせだったと思えるように過ごせることを祈ります。